由 緒

 当神社の御祭神である菅原道真公は幼少より学問に秀でておられ、出世して右大臣という高官にまで任ぜられますが、これをねたむ者の謀略により、延喜元年(901年)九州大宰府へ左遷されてしまいます。
 その際、道真公にお仕えしていた岩下勝之丞が随行を申し出ましたが、道真公は行先の困難を思って随行を諦めさせ、御自ら画像を描かれると、これを私だと思えと与えました。岩下は故郷である出羽国に戻りこれを守護しました。
 その後、文暦元年(1234年)、後裔岩下勝之進がこの画像を伴って京都北野天満宮に参詣の途次この地に寄宿したところ、道真公が夢枕に立ち、鳥が高く飛んで止まないこの地にまつるよう告げられました。
 そこで、神慮に従って神社を創建し画像を安置したのです。